竜の国

10




あたしの左隣に座っている

若い騎士が嬉しそうにそう言って

熱々の料理を頬張る。



「ルスターは

北のほうの生まれなんだね。」



視察の護衛は日替わりで3名つく。



あたしは若返った脳をフル回転させて

顔と名前を覚えるようにしていた。



誰だって自分を自分として

見てもらえるほうが嬉しいでしょ。



幸いこの世界は美形が多くて

覚えるのも苦にならないし♪



「はい。

魚介類がとても豊富で

美味しい所なんですよ。」



「うわぁ~魚介大好き♪

行ってみたい♪」



「いつでもご案内・・・」




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