お抹茶王子にキョーミないですっ!
五席目 受け継いで光れ文化の祭
第一話 あのさつき先輩が!?
さつき先輩と龍崎先輩によるわたしへの『特別指導』は次の月曜日から放課後に毎日行われることとなった。
何度も言うけど、
なんでこんなことにぃぃいいいっ!?
「ちがいます。もっと流れるように」
「こう……ですか」
「ちがいます」
「こう……?」
「ちがいます」
うう。こわいです、さつき先輩。
「西尾さん、上達する気はおありで?」
「もっ、もちろんですっ!」
もう半泣きだよっ。
「はは。少し休憩しない?」
救いの神は龍崎先輩。
ああああ。さつき先輩と二人きりじゃなくてほんとーおうによかった。
「いきなりいろいろやり過ぎても覚え切れないよ。今日は干菓子があるから食べて休憩しよう?」
「そんな暇はありませんよ?」
睨むさつき先輩を「まあまあ」といなして龍崎先輩は小箱を差し出す。
「『麗しのさつき嬢へ』とのことだから」
「な……」
誰かからの差し入れなのかな? と様子を見ていると「さつきさんの恋人からだよ」と思いもしないことを龍崎先輩が言う。
「えっ、え!?」
驚いてさつき先輩を見ると「おやめになって」と頬を赤くしていた。
えええ!?
何度も言うけど、
なんでこんなことにぃぃいいいっ!?
「ちがいます。もっと流れるように」
「こう……ですか」
「ちがいます」
「こう……?」
「ちがいます」
うう。こわいです、さつき先輩。
「西尾さん、上達する気はおありで?」
「もっ、もちろんですっ!」
もう半泣きだよっ。
「はは。少し休憩しない?」
救いの神は龍崎先輩。
ああああ。さつき先輩と二人きりじゃなくてほんとーおうによかった。
「いきなりいろいろやり過ぎても覚え切れないよ。今日は干菓子があるから食べて休憩しよう?」
「そんな暇はありませんよ?」
睨むさつき先輩を「まあまあ」といなして龍崎先輩は小箱を差し出す。
「『麗しのさつき嬢へ』とのことだから」
「な……」
誰かからの差し入れなのかな? と様子を見ていると「さつきさんの恋人からだよ」と思いもしないことを龍崎先輩が言う。
「えっ、え!?」
驚いてさつき先輩を見ると「おやめになって」と頬を赤くしていた。
えええ!?