響け!シャガのクレッシェンド
(明らかに私を狙っている。……やはり、このことについて知られたくない人物がいるようだね)

メレ国へついた際、弓を放ったのも恐らく同一人物だろう。レオンハルトは足元に転がった弾丸を見つめた。



その後、レオンハルトはアントーニョとカナタと合流した。カフェへと入り、レオンハルトは二人が聞き込みをした話を聞くことにした。カナタが口を開く。

「周辺に住んでいる人たちに聞き込みをしましたけど、会社の内部については誰も知らないみたいです」

「あの会社、求人も募集してねぇみたいだしな。だけど妙な話もあったぜ」

アントーニョが身を乗り出した。

「社員がみんな帰った夜中でも、あの会社の二階では電気がついてるらしい。毎日毎晩。どんな時でも電気がついてるってさ」

「電気が……」

レオンハルトは顎に手を当てる。考え込もうとすると、アントーニョが口を開いた。

「そんで?そっちはどうだったんだよ?」

「ああ。こっちはーーー」
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