君に捧げるアイラブユー
「たった2週間でしょ」
「たったじゃないよ!2週間も!でしょ!?」
ガバッと勢いよく起き上がったせいで、三木が「うわっ」と声を上げた。同時にポッキーが一本、机の上に転がる。
2週間。たかが2週間。されど2週間。好きな人と話せない2週間がどれだけ長いか、三木は分かってない。
「重症だねえ」
「重症だよ……!」
私は机をばんばん叩いた。だって本当におかしいのだ。
朝学校に来た瞬間から、「今日こそ東来るかな」って考えてるし、廊下で男子の笑い声が聞こえるたび無駄に反応してしまうし、
放課後になれば「今日も会えなかった……」って勝手に落ち込む。
「それにさ……」
私はまた机に突っ伏しながら、ぼそっと呟く。
「来ない理由、なんとなく分かるし……」
「完全に避けられてるね」
「うっ……」
ぐさっ。心に刺さる。容赦ない。三木は昔からこういうところがある。