君に捧げるアイラブユー
「……もしかして、私の一番のライバルは北見だったりするの?」
思わずぽろっと本音が漏れた。すると北見はスクロールする手を止めもせず、淡々と言う。
「汀と付き合うときは、三者面談必須な」
「重っっっっっ」
北見って普段はすごくクールだ。
人に興味なさそうだし、だるそうだし、いつも適当。でも東のことになるとちょっと違う。ちゃんと見てる。
なんなら私と同じくらい、いや下手したらそれ以上に東中心で世界回ってる気がする。
この時、私は確信した。こいつ、重い。東に対してめちゃくちゃ重い。いやでもそれって……。
「言いづらかったらいいんだけど、ほんとのほんとにライバルだったりする?」
「どういう意味?」
「東のこと、恋愛で好きなの?」