桜の咲くころ、思い出して
bloom7.)
あれから1年、私は中学2年生になった。
佐野先生のクラスはちょっと緊張するなぁ、今年も森木先生がよかったけど。
それも新しい何かに出会えるチャンスだよね。
よし帰ろう、ホームルームも終わったしリュックを背負って…
「奈絵、今日一緒に帰ろ!」
「晴香ちゃん!ごめんね、今日は…」
「友也か」
手を合わせてぺこっとちょっとだけ頭を下げる、晴香ちゃんがあきらかに嫌そうな顔をしたから。
「そーなの~!ごめんねっ♡」
私の後ろからひょこっと現れて同じように手を合わせて、ぺこっとはしなかったけどキランッてウインクしてた。
「そっか、たまにはあたしとも帰ってよね!」
「無視!?まじーせめて俺の方見て!」
「うん、今度は一緒に帰る!」
「あ、どっちも無視?」
ひらひらと手を振って教室を出て行く晴香ちゃんに手を振り返す。
「じゃあ奈絵、また明日ね~!」
また明日ねって言えることがうれしくて。
まだ明日があるんだ、私には。
「呼び捨ては俺だけの特権かと思ってたのに」
晴香ちゃんが教室から出て行くまで振っていた手がピクッと止まる。
変わらず私の後ろに立ってるから、そろーっと振り返ったらふてくされた顔してた。
「俺だけじゃないの!?俺だけであれよ!!」
「ごめんね…っ、それは…その…」
「いや別に謝られることじゃないから、呼ばれて嬉しそうだし…」
「…。」
それは、うれしい。
ちょっとずつ仲良くなってるみたいでうれしい、けど…
佐野先生のクラスはちょっと緊張するなぁ、今年も森木先生がよかったけど。
それも新しい何かに出会えるチャンスだよね。
よし帰ろう、ホームルームも終わったしリュックを背負って…
「奈絵、今日一緒に帰ろ!」
「晴香ちゃん!ごめんね、今日は…」
「友也か」
手を合わせてぺこっとちょっとだけ頭を下げる、晴香ちゃんがあきらかに嫌そうな顔をしたから。
「そーなの~!ごめんねっ♡」
私の後ろからひょこっと現れて同じように手を合わせて、ぺこっとはしなかったけどキランッてウインクしてた。
「そっか、たまにはあたしとも帰ってよね!」
「無視!?まじーせめて俺の方見て!」
「うん、今度は一緒に帰る!」
「あ、どっちも無視?」
ひらひらと手を振って教室を出て行く晴香ちゃんに手を振り返す。
「じゃあ奈絵、また明日ね~!」
また明日ねって言えることがうれしくて。
まだ明日があるんだ、私には。
「呼び捨ては俺だけの特権かと思ってたのに」
晴香ちゃんが教室から出て行くまで振っていた手がピクッと止まる。
変わらず私の後ろに立ってるから、そろーっと振り返ったらふてくされた顔してた。
「俺だけじゃないの!?俺だけであれよ!!」
「ごめんね…っ、それは…その…」
「いや別に謝られることじゃないから、呼ばれて嬉しそうだし…」
「…。」
それは、うれしい。
ちょっとずつ仲良くなってるみたいでうれしい、けど…