先生、あなたに逢えて幸せでした


もっと要と話しをしたい。
もっと要の顔を姿を見ていたい。



美咲と言う彼女が居るくせに、要ともっと居たい。そんな感情が体の奥から湧いてくる。



要の片付けが終わり、要は俺の前を通り過ぎ一人で帰ろうとしている。



俺は無意識のうちに要の腕を掴み、自宅まで送ると言っていた。



例え要に断られても、引きずってでも車まで行き送るつもりだ。



要は何やら悩んでいたが「送って下さい」と言ってくれた。



これでまだ要と一緒に居られると思うと嬉しくてたまらなかった。




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