先生、あなたに逢えて幸せでした

クリスマスイヴ



あの事件から暫くすると今度は上履きが無くなってた。本当やる事が、ベタ過ぎて呆れる。 教科書がなくなったり、体操着が無くなったり呆れる限り。


クラスメイトが次第にキレだして犯人見つけると言い出したけど、私は止めた。

影で陰湿な事しか出来ない人間に構う必要はない!


私には優しい健太といつも守ってくれたり一緒に怒ってくれるクラスメイトが居るから十分だ!!


『由佳、クリスマスイヴ暇?』

帰り道に健太が聞いて来た。


『暇だよ?恋人同士が一緒に過ごさず何するの?』


『一応確認!イヴは二人で過ごそう?何処行く?土曜日だし』


『じゃさ、健太!うち来ない?両親二人とも22日から一週間出張で居ないんだ。ご飯作るからゆっくりしよ?』




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