先生、あなたに逢えて幸せでした


話しの途中からは私は涙声で話してた。


『私はこの時点で健太を裏切ってる?ねぇ…先生教えてよ…。今此処に先生の部屋に居る私は健太を裏切ってるよね?私は最低な人間でしょ…』


「由佳は最低じゃない。俺は嬉しいよ?あのコーヒーがまだ残ってるって聞いて。もう一回言う。何度でも言う。由佳は裏切るんじゃない!俺に奪われるんだ…」


言い終わった先生はさっきした額ではなく私の唇にキスをした。





そのキスは甘く切ない味だった…



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