先生、あなたに逢えて幸せでした


俺の自己紹介が終わると彼女は急に振り向いた。




『栗原健太君ってゆーの?席も前後なんだし仲良くしてくれる?女の子居なくて話す人いないと明日から学校来てもつまらないし』


小声で話しかけてくる彼女が可愛いらしくて俺は頷いた。




『こちらこそよろしく!このクラスに何人が俺の友達居るから後で紹介するよ。そしたら、少しは友達出来るだろ?』




彼女はありがとうって言って笑ってくれた。



自己紹介がまだ続いていたから彼女は他のクラスメイトの自己紹介を聞いていた



もちろん、こんな会話を彼女と話していたからクラスメイトの男子38人全員から俺は睨まれてた…………







< 43 / 428 >

この作品をシェア

pagetop