鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜



お父さんへ──

お父さん、会えて嬉しかったよ。

今、私は中学生です。

私たちの様子も鏡の世界から見てたかな?

まだ凛とは仲良し。

ハルは、記憶を失くしちゃったけど、現実世界に戻ってきてくれて、話せて。笑い合うことができて──。

今の私は幸せだよ。

ママはね、私に明るい姿を見せてくれるの。

でもそこには暗い気持ちもあると思うから、そういうのも私に見せてほしいなって思うところは……あるよ。

だけら私も頼られるように頑張ろうと思うんだ。

そのためには自立しなきゃいけないとは思う。

でも、頼るから頼られると思うんだ。

もちろん頼り過ぎは良くないけど。

ちょうどいいって難しいけど、その所を見極めて、頑張ろうと思うんだ。

< 204 / 256 >

この作品をシェア

pagetop