鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
お父さんへ──
お父さん、会えて嬉しかったよ。
今、私は中学生です。
私たちの様子も鏡の世界から見てたかな?
まだ凛とは仲良し。
ハルは、記憶を失くしちゃったけど、現実世界に戻ってきてくれて、話せて。笑い合うことができて──。
今の私は幸せだよ。
ママはね、私に明るい姿を見せてくれるの。
でもそこには暗い気持ちもあると思うから、そういうのも私に見せてほしいなって思うところは……あるよ。
だけら私も頼られるように頑張ろうと思うんだ。
そのためには自立しなきゃいけないとは思う。
でも、頼るから頼られると思うんだ。
もちろん頼り過ぎは良くないけど。
ちょうどいいって難しいけど、その所を見極めて、頑張ろうと思うんだ。