鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「え?……ほんとに、いいの?」
もちろん。
昔の俺は……アキのことを好きだ。
そして、今の俺も……アキのことが好き。
じゃあ、付き合ってもいいだろ?
俺の目にはアキはいつも眩しく見えてて……。
好きなんだ。
「もちろんだよ。付き合いたい。」
ぶわっと感極まったように泣き出してしまうアキ。
「ごめん、処理が追いつかなくって……。」
まぁ、そうだよな。
記憶戻ったかと思えば好き、付き合って、なんて言われるんだから。
本当は相手を思って、今日は言わないほうがよかったかもしれない。
でも……もう後悔したくないんだ。
いつ後悔したのか、分からないけど、本能が言ってる。
これ以上待たないで、って。
「ごめん、でも……この気持ちは本物。」