呪われた聖女は運命を覆したい
プロローグ
黒魔法を使う呪われた聖女。
誰にも愛されなかった私を救ってくれたのはアラン様だけだった。
信じていたの。
それを信じるしかなかったの。
けれど、そこに愛はなかった。
もっと早く気がついていたら、なにか変わっていたのかな?
でももう、どうでもいい——。
そう堕ちていった私の運命を覆したのは、一生手にしないと思っていた神の遺物だった。
この力があれば、望んだものが手に入るかもしれない。
私は今、手を伸ばさなければ。
『貴女様のお望みは?』
「運命を変えたいの…!お願い。私を過去に戻して!」
『主様のお望みとあらば』
時に逆らい過去に戻ったこと、後悔はしないわ。
この国のためにアラン様の悪事を暴き、自分のためにサニアに復讐をする。
必ず親友のマリアを救ってみせる。
それだけだったはずなのに?
この運命は聞いてない!!
「俺の婚約者にならないか?」
暴君で人の心を持たない呪われた王子、セア・フローレンス・イリュシア様。
私も最初は切り倒されてしまいそうだった。
そんなお方の婚約者に?
「お、お断りします…!!」
復讐だけじゃない、溺愛混じりのこの物語は大波乱の予感がした。
誰にも愛されなかった私を救ってくれたのはアラン様だけだった。
信じていたの。
それを信じるしかなかったの。
けれど、そこに愛はなかった。
もっと早く気がついていたら、なにか変わっていたのかな?
でももう、どうでもいい——。
そう堕ちていった私の運命を覆したのは、一生手にしないと思っていた神の遺物だった。
この力があれば、望んだものが手に入るかもしれない。
私は今、手を伸ばさなければ。
『貴女様のお望みは?』
「運命を変えたいの…!お願い。私を過去に戻して!」
『主様のお望みとあらば』
時に逆らい過去に戻ったこと、後悔はしないわ。
この国のためにアラン様の悪事を暴き、自分のためにサニアに復讐をする。
必ず親友のマリアを救ってみせる。
それだけだったはずなのに?
この運命は聞いてない!!
「俺の婚約者にならないか?」
暴君で人の心を持たない呪われた王子、セア・フローレンス・イリュシア様。
私も最初は切り倒されてしまいそうだった。
そんなお方の婚約者に?
「お、お断りします…!!」
復讐だけじゃない、溺愛混じりのこの物語は大波乱の予感がした。


