大好きな君とずっと一緒にいたい〜独占欲強めな俺様CEOに囲われて〜
 ガチャッと自宅の扉を開けて入ると、葉月の出迎えはない…

 俺は不思議に思ったが、リビングへと足を進めた…

 でも、やっぱり葉月の姿はない…

 俺はどこに行ったのだろう⁇と葉月の姿を探し、クローゼットのある寝室の扉を開けた…

 すると、葉月がクローゼットから服や自分の持ち物を引っ張り出し、スーツケースに詰めている…

 「ただいま‼︎って何やってるんだよ⁈」
 俺は帰ってきたばかりの葉月がどうしてスーツケースに自分の荷物を全て詰めているのか訳が分からなかった…

 「私…もうこの家には居られない…悠人とは別れる…」

 突然の葉月の言葉に俺は耳を疑った….

「別れるって、もう一回ちゃんと話するんじゃなかったのかよ…」

 俺の言うことも聞かずにどんどんと荷物を詰める葉月の腕を俺は掴んで静止した

 「離して…もう悠人の事が信用できない…」
 葉月は俺を睨んで目からポロポロ涙をこぼしている

 「俺本当に浮気なんてしてないんだって⁉︎一昨日の事だって嵌められたんだ…お願い⁉︎信じてよ」
 必死の思いで止める俺は葉月を引き止めたくて必死だ

 「一昨日の事だけじゃない…さっきだって女の人と抱き合ってた‼︎今まであの女の人と居たんでしょう⁇もう悠人の事が信じられないよ」
  
 さっき女の人と抱き合ってたって…
 ああ忘れ物を届けに来るためにタクシーから降りた時⁇

 「さっきのは、ただ仕事で一緒だった人がタクシーに忘れた書類を届けにきただけだ‼︎そしたらよろめいて、咄嗟に支えただけなんだ⁉︎」
 
 本当に誤解だから…
 誤解を解きたくて必死に説得する俺に葉月の腕がピタリと止まる…

 「うそ…でも、私にはは2人が親密そうに話してて、抱き合ってたみたいに見えた…」

 葉月はやはりさっきの光景を誤解していたのか、俺と平井紗代ができていると誤解しているらしい…

 「親密そうに抱き合ったりなんかしてないって⁉︎取り敢えず、ちゃんと誤解を解きたいから俺の話聞いて」

 俺は少し冷静になった葉月の掴んだ腕をゆっくり離して冷静に話を聞くように促した…

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