訳あり少女は溺愛されても困ります!!??


岩「あはは!そんな事で怒らないよ!
僕は岩永南里(いわなが なんり)南高の2年生!
よろしくね!」


花「わ、私は西園寺花梨です!
新入生なんですけど、体育館の場所が分からなくて迷子になってしまって。。」


西園寺。。どこかで聞いたことあるような


モヤモヤする自分の記憶を探る


ああ、そうだ確か今年の新入生代表の子だ


偏差値の高いこの南高の入試を全教科満点で入学してきたって噂の子か


岩「やっぱり新入生だったんだ!
この学校でこんなに可愛い子見たことなかったからそうだと思った!」


少し口説くように言うと、彼女は両手を顔の前で合わせて神を拝むかのように感動していた


普通の女の子ならここで照れるか媚びてくるのに。。


表情もころころ変わってほんと変な子


でもなんだか目が離せない


岩「この先を左に曲がると体育館に行けるよ!」


と親切心なのか、彼女に対しての好奇心なのか奥の道を指さして教えてあげる


するとまた手を合わせてさっきよりも大袈裟に感謝してきた


花「わざわざ体育館への道まで教えて頂きありがとうございます!!本当に助かります!!」


ぺこっと可愛いお辞儀をして教えた方向へ


ぴょんっと走り出した彼女を見て声をかけた


岩「きっとまたすぐ会えるよ!入学式頑張って!」


彼女と出会えた事が嬉しくてなのか自分の口角が上がるのを感じた


そう言い僕も反対方向へと歩き出した


花「え?。。」


困惑してる彼女の声は僕の耳には届かなかった



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