君と出会って一年。この気持ちが恋だと気づきました。上 完結
〜夏目線〜

まさか、光が告ったなんて。

「みんなで恋バナしようぜ!」

いやそんな気分じゃないんだけど。寝たふりしとこ。

「じゃあ光からどうぞ!」

「えっとさ、琴葉にさ、行きのバスでキスしちゃったんだけどさ、」

『えーーー!?』

「ちょい待って、先生来ちゃうじゃん。でもほんとです。」

「告った?」

「まぁ、振られたけどね。好きとかよくわからないって。」

「どんまい。じゃあ琴葉ちゃんの好きなところをどうぞ!」

「振られてんのに言わせるか?まぁ、ふつーにかわいいでしょ、声もめっちゃいいし、性格がいいし。」

「いや、やばすぎるだろ。ちょっときもいわ。」

え、琴葉好きな人いないの!?じゃあもう振られたじゃん。

「でもさ、好きとかがよくわからないんなら、光が教えてあげればいいじゃん。俺らも応援するし。」

「まじ!?頼んだ!俺も頑張るわ。」

「光にいい情報。明日の朝と昼のご飯は、自由席だってよ。」

「じゃあ、俺らもそれとなく琴葉ちゃんと光が隣になれるようにするわ。」

「ありがとう!」

いーなー。俺も琴葉と隣がよかったな。

でも、まだ振られたわけじゃないし、バスで隣になれるようにがんばろ。

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