限界オタクは推しの幸せを目指したい!!
「そういえば、なのだが」

「どうしましたか?」

「いや、お前の髪が不思議だと思ってな」

「髪、ですか?」



確かに私の髪色は前世の黒髪から変わって、水色がかった白色になっている。
ただ、この髪色に関してはこの世界では珍しい色でもないけど……



「普通だと思うのですが……」

「髪型だ。……邪魔じゃないのか?」

「ああ、そういうことでございましたか」



私は前髪がとても長い。いわゆる「メカクレ」になる。
ただ前世から変わっていないし、今も別に駄目だと言われないから、このままだった。



「別に不便だとは思いませんね。昔からこうですし」

「周りが見えないとかはないのか?」

「いえ別に……
 貴方様の美しいお顔も、
 きっちり見えておりますよ?」

「……っ!!!!
 そういうことを急に言うな……」



神楽様は顔を隠してしまった。
事実を言っただけなのに……

ただまぁ可愛いし神楽様なので許します。
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