限界オタクは推しの幸せを目指したい!!
あいつは家に一度帰った。
ただ、暫くすれば帰ってくると、あいつの知り合いが言っていたので、大人しく寝て待つことにする。
水上家の方にも、あいつ以外は嫌だと伝えた。



「……淋しい」



いつも寝る時は当たり前に自室だったから条件は変わらないはずなのに、どうしてか酷く淋しい。
あいつが側にいないからなのか……
誰もいないことが当たり前だったのに、いつのまにか随分変わった。

……早く、帰ってきてくれないかな

そんな気持ちを胸に隠して、布団に入る。



あいつ……神酒が、俺の教育係だけでなく、妖術の訓練教師をしてくれると知った時、柄にもないがガッツポーズをしてしまったのは、また別の話だ。
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