【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
彼の独特な優しい低い声で、異国の言葉が紡ぎ出されるのを不思議な気持ちで聞き入った。そして浅黒い肌を持つ異国の人は、彼の言葉に頭を下げると慌てて走って行ってしまった。
「アリス、また泣きそうになってる」
振り返ってくすっと笑ったゴトフリーの言葉に、彼にお礼の言葉を言おうとしていた口はすんでのところでむっとした言葉を言った。
「なってないから」
「俺以外の男の前で泣いちゃ駄目だよ」
その言葉になぜかあの時だけ意地悪になる優しいはずの彼の見事な肉体を思い出してしまって、アリスは赤くなってしまった。
「も、もうっ……からかわないで。さっきの、どこの言葉なの?」
「んー、今使節団が滞在しているアイザスの隣にあるサルータっていう砂漠のある国。多分使節団にお供に付いてきた人が慌ててしまって母国語が出ちゃったみたいだね」
「慌ててた、って?」
不思議そうに聞いたアリスに、ゴトフリーはにこっと笑う。
「アリス、また泣きそうになってる」
振り返ってくすっと笑ったゴトフリーの言葉に、彼にお礼の言葉を言おうとしていた口はすんでのところでむっとした言葉を言った。
「なってないから」
「俺以外の男の前で泣いちゃ駄目だよ」
その言葉になぜかあの時だけ意地悪になる優しいはずの彼の見事な肉体を思い出してしまって、アリスは赤くなってしまった。
「も、もうっ……からかわないで。さっきの、どこの言葉なの?」
「んー、今使節団が滞在しているアイザスの隣にあるサルータっていう砂漠のある国。多分使節団にお供に付いてきた人が慌ててしまって母国語が出ちゃったみたいだね」
「慌ててた、って?」
不思議そうに聞いたアリスに、ゴトフリーはにこっと笑う。