理王くんの甘い罠
「……1位、取ります」


ポカンとしている先輩。



「今、絶対取りたいと思いました」



まっすぐ先輩を見れた。


「ふふっ、やれるもんならやってみな」

「っ!は、はい」


先輩のドヤ顔、可愛い……!!



「ねえ、今あーんしてたよね!?」

「浅羽先輩だいた〜ん!」



きゃっきゃと騒ぐ周りを見て、現実に戻ってきてしまった。

もはや俺は恥ずかしいとかない。先輩はどうだろう、と思ってまた見つめ直すと……耳を真っ赤に、眉を垂らしていた。

……まさか、そんな顔しているとは思わなくて、俺の頬もまた温度を上がる。



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