〜癒しcaffeへようこそ2(それぞれの恋路編)〜
「ここです」



敬介さんが連れてきた先は、隠れ家的な落ち着いた雰囲気のイタリアンのお店でした。



グルメ雑誌に載ったこともある人気店で、予約しないとニ時間は待つ言われている今話題のお店です。



敬介さん奈帆さんの為に余程入念にデートプランを考えたんですね。



奈帆さんはお店を見て意外そうに目を丸くしています。



でも、次の瞬間クスッと笑って笑顔になりました。



「ここ、前から気になっていて、一度入ってみたかったお店なんです。予約を取りたくてもいつもいっぱいで…よく予約が取れましたね」



奈帆さんは美味しいランチお店を探すのが大好きなグルメ派です。



敬介さんの入念に考えられたデートプランに奈帆さんは驚き、敬介さんを見直したようです。



「それは良かった‼︎営業職をずっとやっていると、付き合いで色んなツテができるんです。この前営業で回った得意先の人がここのオーナーと知り合いで、頼んだら快く予約を入れてくれたと言うわけです」



いつになく饒舌な敬介さんはいつもの自信の無いどもり声はどこへやら、今は自信に満ち溢れています。



「そうなんですね。私はてっきり巡りに巡った何処ぞのお気に入りのcaffeとか、そう言うところに連れて行かれるのかと思ってたから、正直意外でした。私の為にこんなお店まで予約してくれて、敬介さんて意外と用意周到なんですね」



これは奈帆さん大満足じゃないですか⁇敬介さん頑張りましたね‼︎



「それは奈帆さんとの初めてのデートだから、喜んで欲しくて入念に入念にプランを練りました‼︎気に入って頂けて良かったです」



敬介さんはホッと一安心です。



中々良い雰囲気の2人はこの後有名イタリアンのお店でランチを楽しみました。



「敬介さんはcaffe巡りとミステリー小説以外に好きな事ってないんですか⁇」



今まであまり敬介さんの事についてそこまで興味を示さなかった奈帆さんが前のめりに敬介さんに訊ねています。



これはいよいよもって脈ありじゃないですか⁇



「実は僕は…caffe巡りとミステリー小説の他には、猫が好きなんです…でも、今まで恥ずかしくて言えなくて…」



敬介さんは下を向いて恥ずかしそうにモジモジしています。



そんなに恥ずかしがらなくても、猫好きな男性だって沢山いますよ。



「別にそんなに恥ずかしがらなくても、猫が好きなくらいいいじゃないですか⁇私も好きですよ、猫⁈」



そうですよね⁉︎奈帆さん⁉︎猫好きは恥ずかしがらくてもいいですよね⁇



「本当ですか⁇僕達また共通の好きなことが一つ増えましたね」



敬介さんはにっこり笑ってやっぱり2人は良い雰囲気‼︎



これはやっぱり2人共良い雰囲気ですね。



すっかり和やかな良い雰囲気の2人は食事を済ませると次なるデート場所に向かいます。



これまでのデートは中々良い感じです。



でも、次なるデート場所で2人のデートにまさかのトラブル発生です‼︎



2人の行く末はどうなってしまうのでしょう⁇



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