婚約者の愛が重すぎるのでわからせようと思います!




「きょ、今日は仕事、おしまい!腕輪でアナタを見ているだけじゃ、物足りないし、ますます寂しさが増したわ!だから今日は私とずっと一緒にいるの!」

「本当に!?ずっと一緒に居てくれるのかい!?そうしよう!俺も君とずっと一緒がいい!早速、別荘に移動しよう!2人だけでいよう!」

「え、あ、違う…!」

「大丈夫だよ、ゾーイ。君に好きな別荘を選ばせてあげるからね。港町にする?静かな山奥にする?海が綺麗なリゾート地にする?」

「ちょ、ちょちょちょちょい!」



私の愛が重いゆえのわがまま攻撃に、ルーカスは動じず。それどころかまさかのいい笑顔でカウンターを仕掛けてきて、思わずこちらが押され気味になってしまう。



「仕事を急に投げ出すやつがあるかぁ!」



ついいつもの調子で、両手でドンっとルーカスの胸を叩くと、ルーカスはきょとんとした顔で私を見た。
「何を言っているんだ?」と言いたげな視線に、文句を言いたくなる。

おかしなことを言っている自覚がないなんて!




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