僕ら×回目の卒業式を

ゲームスタート

「…またミッションを見つけたって?」
「うん」
アリアが問いかける。
昨日集めたミッションの資料を見て答える。
「これをみて」
紙の紙面に指を通らせる。


【使い切り!ゲームセンター】
ゲームセンターのなかで一人一人に渡されたお金を全て使い切ったらクリア!20ポイント獲得!
ちなみにミッションに参加しないで普通に遊ぶこともできるけどその時はポイントなしだよ!(看板表記)

ポイント:20
考察:お金が余ったらどうしようもない?
場所:マストに一番最寄り

「ゲームか…」
「レイジはどう?」
「…ゲームほぼやったことない」
「ワタシはヨユーかもしれません…」
「ポイントは20だから、そこまでさっきみたいな理不尽なルールもないと思うんだ。だから…」
「その保証はあるの?」
え?
「アリア?」
「こんなところで、ポイントを集めて、みんなが死んで、なにになるの?」
「それは…」
「ふっ…バカだな」
アリアの後ろにハルヤがいる。
「たかがクラスメイトだ。そんな死に動揺してどうする」
お前…!!!
「クラスなんて6年きりの寄せ集めだ。くだらない」
「おい!!!」
「レオンくん!ハルヤくん!!」
リリィ?
「ここでみんなで生きて帰らないと、ノアくんやレイルちゃんが悲しむよ!どうして出来なかったのって!怒られちゃうよぉ!」
「風船持ってるだけのお前はだまっとれ…」
「ハルヤ!!!」
アリアがガッとハルヤの肩を掴んだ。
「みんなのこと、バカにするやつ、嫌いだから!!!」
「とりあえず」
こんな状況の中異常に静かなエミリーが口を開く。
「まだ、参加するとは言ってないでしょう?だからミッションを見てみるのはどうかしら。今は脱出が最優先よ」
エミリー…
「喧嘩なら、船を出た後でいくらでもしていいわ」

「わかった」
とりあえずミッションを見てみよう。
「行こう」
外に出る。
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