Sign &Attraction
♡プロローグ
「俺達は運命なんだ。」
そう言って私の肩を優しく抱いて彼は「愛してるよ、美玲」と囁く。
「私も愛してる」
お互い優しい眼差しで見つめ合いゆっくりとキスをする。
そぅ、これが「運命」の恋だろう。
私は心から彼を愛し、彼も心から私を愛してくれる。
こんな時間がいつまでも続くと信じてた。
だけど、幸せが崩れるのも突然だった。
「来月から俺はアメリカに行く事になった。」
「え、」
彼の発した言葉に驚きを隠せず私は言葉を失ってしまった。
「俺達、別れよう。」
「何で…」
「お互いのためなんだ…」
そう言って彼は私に背を向けて去って行く