芹沢くんは攻略不能




☆☆☆



翌日、教室に入ると芹沢くんは珍しくもう着いていて机に突っ伏して寝ていた。



さらさらの黒髪からのぞく寝顔は、いつもよりも幼く見えた。



え、てかまつげ長すぎじゃない?!



なんなら、私よりあるんじゃ…。



「……んっ、なに…。」



寝ていると思っていた芹沢くんは眠そうな目を開け、ぼんやりとこちらを見ていた。



「あ、ご、ごめん!寝てるとこ起こしちゃったね!
芹沢くん学校来るの珍しく早くない?!」




< 112 / 131 >

この作品をシェア

pagetop