芹沢くんは攻略不能




話しかけるか迷ったものの、声をかけてみると芹沢くんはチラリとこちらを見て反応してくれた。



「この問題なんだけど、解き方が分からなくて…。
芹沢くん分かる??」



芹沢くんは私のノートを覗き込み数秒ほど静かに考え込む。



「………ここ、計算間違ってる」



「え、うそ、これ違うの?!」



なんで〜と思いながらも、芹沢くんが指差して教えてくれた箇所を消しゴムで綺麗に消す。



「………そこ直したら解ける」



「ありがとう!
芹沢くん数学得意なんだね!すごいなぁ。」




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