意地悪な副社長に狂うほど愛される

プロローグ

血が一気に顔に集まった。

「言って」

副社長の甘い声が私の耳に響いた。
わざとやっている。
首を振って抵抗する。

「言えって」

今度は声が低くなりゾクっとした。
私は視線を反らしたが、副社長は許さないとばかりに私の顎をもち自分の方へ向かせた。

「俺が狂わせてやろうか」

副社長は不適な笑みを私に向けた。
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