夏恋

君と先生

チッチチチッ…
「う~ん!」
眩しい太陽の光りに目が覚める。
プルルルッ…
携帯が鳴り響く。
「何ィ~?」
着信:芽瑠
「もひもひ…」
寝ぼけて声がでない。
「もしもしじゃなぁい!!今日、早く学校に行くから早めに集合って言ったでしょ?何回電話したと思ってるの!?」
携帯の画面を見ると十数件の着信履歴。
「ん?ごめんごめん」
「まったくもぅっ美沙はぁ!」
グチグチ言う芽瑠を無視して仕度をしにキッチンへ向かう。
テーブルの上には一枚の紙。
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