精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
団地には、近隣トラブルや、いじめっぽいものがあった。同じ棟の人には、下の階から苦情が来たり、叫んだときの言葉遣いか何かが悪いせいで、別の部屋の奥さんに注意されたり、旦那さんに拘束されて説教されたりした。

自分がかんしゃくを起こしたり、元気に動きまわったりしたせいで、下の階から苦情がきて、自分が騒ごうとしたときの家族のなだめ方で、自分はわがままに育ったと母は言う。

団地にある公園では、いじめがあった。垢抜けないおかっぱの髪形のせいか「カッパ」と呼ばれ、おしゃれや流行の話題に参加させてくれなかった。その仲間にいた、年上の子に、限定のおしゃれカードを渡したら「幻の!」と言って一時的に期限を取ることができた。

その子の弟もいじめっ子だった。確か同い年だったと思う。補助輪つきの自転車で公園に行くと「ちはるのじてんしゃをたおせー」と毎回のように言われていた記憶がある。今考えると、自分はいじめられるほどおかしくて、他の人と違う面や事情を抱えているんだったんだなって思う。
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