精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
高校は、制服がなく、私服で登校する通信制高校に入学したため、高額な制服代を払う必要はなかった。体重は高校生活数年間で10kg程増えた。制服がなかったことが救いと思えるが、実は私立高校ならではの出費があった。

1年生の頃に閉鎖病棟に入院して休学し、復学後も学校を休みがちだった私は、1年生の頃に履修した科目の単位を落としてしまった。2年生で、単位を落とした科目を再び履修し、2年生から履修できる科目も選択した。すると、学校から授業料の請求がきて、請求金額は9万円台だった。高額の請求書を見た母は、何かの間違いだと思い、学校に電話で問い合わせた。間違いではなかった。履修科目が多く、学費の補助の上限を超えていたため、このような金額だった。母は周囲からお金を寄せ集め、全額支払った。

3年生になった頃、1年間のブランクがあったにも関わらず、早急に卒業しようと、履修科目を多く選択した。履修科目の同意を保護者である母に取ってもらおうとした。母にも、上のきょうだいの裕喜(ゆうき)にも猛反対された。また高額な学費がかかってしまうからだ。もしこの履修科目で1年間スクーリングを受けたいのなら、お小遣いはなしと言われた。お小遣いを1年間もらえないとなると、雑誌の購入や趣味のコレクションができなくて困る。3年間で卒業できないことが相当納得できなかったが「自分のがんばっている姿を長い間先生に見てもらえる」と、ポジティブに捉えて自分を納得させた。
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