精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
​3年生の遠足で行ったリゾート施設は、あいにくの雨だった。ゴルフやテニスといった屋外スポーツを楽しみにしていたのに叶わず、屋内でWi-Fiを利用したり、自分で貯めたお小遣いを使ってレストランで食事をしたりしたことくらいしか印象に残っていない。

特に温水プールでは、レンタルの水着が自分の体にフィットするか自信が持てなかった。受付の人に「着れば伸びますよ」と言われたものの、もし着られずに返却することになったらレンタル料が無駄になってしまうと懸念した。挙句の果てに、自分のウエストのサイズを説明すると、相手に「マジですか⋯⋯」と引かれてしまい、苦い記憶となった。

​ただ、3年生以降は、お小遣いを無駄遣いせずに計画的に貯められるようになっていたため、遠足のおやつや食事代を全て自分で賄って楽しめるようになった。屋台でみそラーメンを食べたり、遊具ではしゃいだりした年もあった。
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