忘れないまま恋をした
「ちゃんと寝てる?」
直哉は何も知らない。
私が結婚していたことも。
未亡人だということも。
ただ、隣にいる。
それだけ。
気づけば私は、その隣を選んでいる。
静かで、追及しないから。
何も奪おうとしないから。
支えられている自分が、気持ち悪い。
なんで颯斗じゃないの。
なんで生きているのが直哉なの。
そんなことを考える自分が、いちばん最低。
直哉は何も知らない。
私が結婚していたことも。
未亡人だということも。
ただ、隣にいる。
それだけ。
気づけば私は、その隣を選んでいる。
静かで、追及しないから。
何も奪おうとしないから。
支えられている自分が、気持ち悪い。
なんで颯斗じゃないの。
なんで生きているのが直哉なの。
そんなことを考える自分が、いちばん最低。