カレ×カノ

「実は・・・・美珠先輩の事が好きなんです！！！！」


「美珠のことが好きねぇ～ってえぇ―――！！！だっだってキミ女の子ぢゃん！！！れっレズ？」


確かに秀の目の前には美人といっていいほどの綺麗な子がいる


「あぁこの格好はさっき女装コンテストにでたんですよ。それでこんな格好してるんです。着替えるの忘れてました」


まだ信じられず、秀は目をこすって目の前にいる人を見る


「でっでも顔はまるっきり女の子だよっ！！」


「あぁ。本から女顔でよく間違われます。まぁ、おかげでコンテストでは優勝しちゃいました！そんな事より！！美珠センパイを俺にください！」

今の言葉に少しキレ気味に答える秀


「だいたいさぁ、美珠は物じゃないから、あげるとかできないし、渡す気ねぇし・・まず、名を名乗れよなっ！！」


「すいません！俺は１年の鷹塔翼っていいます！」


ザザッ


『！？』