ねぇ、私の事嫌い?
帰り道。
私が、早足で帰っていると、かなと、真理が二人で帰ってるところを発見した。
2人が……一緒に帰ってる……。
今まで、直接的に、2人で仲良くしているところをみていたわけではなかった。
だけど、付き合ってるとは、分かっていた。
真理に話した時、顔を赤らめたこと。
かなが、よく私をさせるような態度をとること。
でも、もしかしたらなんて、希望を持っていたのが事実。
決定的、証拠、だ。
冷静に二人を見ることなんて、できなかった。
かなと、真理の顔とか見ないで、もっと、足を速く動かして。
抜かした。
でも、2人から、少し痛い視線がやってきてることは、分かった。
見られてることも分かった。
なにか話してることも、分かった。
こんな時に、私の地獄耳は正常に働かない。