2分の1の世界
○公園(夜)
青色のスマートウォッチをつけた理久が1人、ベンチに座っている。
少し不服そうな顔をした制服姿の紫織がやってくる。

理久「(嬉しそうに)一色さん!良かったすっぽかされるかと思ってました」

紫織、耳に着けていた有線イヤホンを外し理久の隣に座り

紫織「(冷たく)交換条件のため」

理久「直球すぎる」

○(回想)・紫織の家の前(夜)
向かい合う理久と紫織。

紫織「じゃあ、また」

理久「一色さん!代わりに、認証キーまでの5ヶ月。僕と会ってくれませんか?」

紫織「どうしてそこまで(ため息)」

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