2分の1の世界
○紫織の部屋(朝)
電話中の紫織。アイスをテーブルに置いて

紫織「ちがう。それは。(肩の力を抜いて、やる気なさげに)おぉ~って感じ」

理久の声「感性が独特すぎる(笑い声)」

○理久の通う高校・教室(朝)
携帯とにらめっこ中の理久。紫織へのお誘いを打っては消しての繰り返し。

裕也の声「一色紫織…?」

理久、急いで携帯を伏せ、振り返ると斜め後ろの席に裕也。

理久「1人も1人も勝手に携帯見るな」

裕也「もう1人誰だよ。この席なんだ、不可抗力だよ」

理久「その席でも見ようとしない限り見えないだろ」

裕也「にらめっこしてるから気になって」

理久「もう見るな」

前に向き直し、携帯をしまう理久。

裕也M「珍しい名前だな」

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