怪異ハンター
拓が言うと、青田くんはようやく安心したようにホッとため息を吐き出した。
「ほ、本当に学校に侵入するんだね?」
「昨日からそう言ってるだろ? 君だって、いつまでも不幸な目にはあいたくないだろう?」
拓の言葉に青田くんはようやく覚悟を決めたように頷いた。
「そうだね。このままじゃ僕外へ出るのも怖くなりそうだよ」
「私達がどうにかするからもう大丈夫よ」
輝がポンッと青田くんの肩を叩いて言ったのだった。

☆☆☆

小学校に侵入するということで、拓と輝は昔使っていたランドセルを背中に背負っていた。
なつかしいそれは随分と小さく感じられる。
「おはよっ」
「おはよー」
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