怪異ハンター
再び新田さんが角を曲がったのを追いかけるのと、そこはもう行き止まりになっていた。
行き止まりの路地の奥で、新田さんも足を止めている。
そしてその奥には自動販売機が置かれていたのだ。
普通自動販売機は一通りの多い場所に設置されているはずなのに、なんでこんな場所に?
拓が疑問を感じたとき、新田さんがコインを自動販売機に投入するのが見えた。
「青田くんがもっともっと不幸になりますように! 私よりももっともっと!」
恨みの声が聞こてきて拓と輝の背筋が凍りつく。
「拓、あの自販機って……」
輝が震える指先で自販機の上部分を指差した。
そこには『不幸自販機』と書かれている。
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