怪異ハンター
「なにそれ、そんな自販機があったら最高じゃん!」
「でしょ? だけど出てくる呪いの大きさはバラバラで、どんなものが出てくるかわからないんだって」
「例えばどんなことが起こるの?」
「私が聞いた話では、道端で急にコケるとかテストで零点を取るとか、そういうのなんだって」
「なにそれ、たったそれだけ? でも嫌いな相手がコケる姿はちょっと見てみたいかも」
想像して二人でクスクスと笑っている。
雲が穏やかに流れていき、太陽の光がほどよく公園に降り注いできた。
「そんな自販機があったら絶対に買うのにね」
「ねぇー」
女子高校生たちは昼ごはんを食べ終えるとのそのそと立ち上がり、ゆっくりと公園を出ていった。
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