世界を狭く、想うまで
予想外の夏
名前も知らない彼女のクラスに行くことも少なくなり始め、クラス内の問題の責任と向き合い、時に逃げ回りつつ今年もこの季節がやってきてしまった。夏休み明けすぐにある文化祭に向けて各団体が動き始める時期となってしまった。もちろん私のクラスも動き始めようとしたが絶賛学級崩壊中で出店を諦めることすら密かにプランとして考えていた。しかしそんな自分の予想とは違い、学級崩壊がうまく作用して準備がとんとん拍子で進んでいった。無事に企画書審査も通り夏休みも準備を少しずつ進めていって、残りは直前の終日準備を残すのみとなった。