菅布禰タイガー
その地域は、太くもない国道を介して存在していた。

ちょうど、村を東西に分つ具合である。

標高が高く、雪深い地域。

風が強い。

雪も積もるが、風によって吹雪になる。

そんな場所で、継承されてきた伝統芸能である。

起こりは何に発しているのだろうか。

百年超えの歴史があるワケではない。

村の子ども達は経験した者も多い。

そこから、会社へ派生したケースもあるのだ。

会社内に、太鼓部を作ったケースが。

ただ、小学生から始め中学生で続ける者も居れば、そこでフェードアウトしてしまう者も多々あった。

伝統芸能の悩みの種である。

少子化や伝統継承の意識の軽薄などが原因で、色んな地域でも起こり得る事案である。

菅布禰太鼓も同じである。
多い時期では、30人超えの時期もあったろう。

現在では、浮き沈みも経験し、それでも10人をキープしていた。

キープと言っても、ここ2年で入った者が4人ほど居るので安泰ではない。

最少期では3人しか居なかったので、盛り返したとは言えるだろう。
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