世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 彼は高圧的だし、断定的で強引なところもあって冷たいけれど、自分の過ちを認めて反省できる人間らしい。父は絶対に自分の過ちを認めないから、蓮司さんのほうが最低だという認識を少し改める。

「ご迷惑をかける形になって、私のほうこそごめんなさい。実際、夜遊びなんて禁止されて当然のことなのに、映画館に行きたいなんて言うから……」

「当然? どこが」

 蓮司さんが身じろぎすると、ソファがぎしりと音を立てた。

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