世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
「込み入った話をしていたようだが、信じたいものを信じてくれてかまいません。ひとつだけ言えるのは、俺は妻の味方だということです」

 それきり蓮司さんは朝倉さんに目もくれず、颯爽と私を連れて立ち去った。



 玄関の扉を閉めるなり、どんと背中を壁に押しつけられた。

 覆いかぶさるように私を見下ろした蓮司さんの瞳が、冷たくて鋭い。

「蓮司さ――ん、んんっ」

 名前さえ呼ぶのを許されず、激しいキスに翻弄される。

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