世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
「だったら今夜は甘えさせてくれ。君の知らない俺を見せてやるから」

 普段の余裕を取り戻した声には、圧倒的な自信が感じられた。

「頑張ります」

 心から答えると、ふっと笑われる。

 落ちてきたキスは先ほどよりもずっと落ち着いていたけれど、その代わりじっくりと長くて、いつまでも終わらせてもらえなかった。
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