明坂高校生徒会はこんなもんやで!

第46話 恋バナ♡

 (クラスメイト4)「誰か話のネタない~?」
同じく食事を終えた森田・松原・クラスメイト4・クラスメイト5は、自部屋に戻っていた。

(クラスメイト5)「じゃあ、恋バナしようや」
(クラスメイト4)「彼氏の愚痴大会じゃなくて?」
(クラスメイト5)「違うわ(笑)彼氏とは別れてるし」
(森田)「え、別れてたん?」
(クラスメイト5)「うん――」

部屋に入った瞬間、全員の視線が一斉に自分に向いた。

(松原)「お風呂上がりました……よ……?なんで皆さん、そんなキラキラした目で、こっち向いてるんですか……?」
(クラスメイト4)「いや~普段はお硬い松原さんの恋バナ早く聞きたいからさ」

――ビクッ

(松原)「恋バナ……話せること無いですよ?」
(クラスメイト5)「またまた〜(笑)」
(森田)「気になる人とかおらんの?」
(クラスメイト4)「じゃあさじゃあさ、この部屋で一番“恋してそうな人”から話そうや」
「「「「……」」」」

視線が、ゆっくりと一方向に揃った。

(松原)「……え?私……ですか?」
(クラスメイト4)「逆に、松原さん以外おらんやろ」
(クラスメイト5)「だよね。今年になってからずーっと、誰かのこと考えてそうな感じやもん」

――ビクッ

(松原)「そ、そんなこと……」

(そんな顔に出てた……?)

(クラスメイト4)「いやいや、隠せてないって(笑)」
(クラスメイト5)「めっちゃ、顔に出てんで(笑)」
(森田)「早く言っといたほうがいいと思うよ〜?私らも言うし」
(松原)「……誰にも言いません?」
「「「言わん!!」」」
(松原)「…………3組にいます。」

 「「「えぇぇぇぇぇぇ!?」」」
(クラスメイト4)「いつからいつから?」
(松原)「えっと……」
(クラスメイト5)「1年の時から?」
(松原)「……今年からです」
(クラスメイト4)「うわ~それ絶対一目惚れやん」
(松原)「いや、まぁ……」
(森田)「話したことある人?」
(松原)「ま……まぁ、一応……」
(森田)「じゃあ、絞れそう」
(クラスメイト5)「いや~絞れる?」
(森田)「まぁ確かに」

(良かった。特定されたらたまったもんじゃなかった……)

(クラスメイト4)「じゃあさ、どこが好きなん?」
(松原)「…………」

視線が、逃げ場を塞いだ。

(クラスメイト5)「めっちゃ、顔赤なるやん(笑)」

すると、部屋のインターホンが鳴った。

(森田)「はーい」
(先生)「はよねぇや。明日も早いし」
「「「はーい」」」
(先生)「じゃあ、おやすみ」

(クラスメイト4)「寝よか、怒られても困るし」
(クラスメイト5)「せやな。続きはまた2日目以降ってことで(笑)」
(森田)「お楽しみやな(笑)」
(クラスメイト4)「じゃあ、電気消すで」
「「「おやすみ〜」」」
(松原)「……おやすみなさい」

(も……う……無理……これ以上聞かれたら…………心臓が爆発しちゃう…………)

電気が消えた後も、心臓の鼓動だけは鳴り止まなかった。
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