私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜
#16 アオハル部5人 VS 全校生徒
「これから、どうしよう!?」
「とりあえず、おれたちが固まっているのはよくない」
「そうだね。まとめて捕まえられたら終了だもんね」
俺たちは神妙な面持ちで見つめ合う。
「七星、どうする?」
「そうだな…」
俺は、あごに手をついて考えた。
しかし、考えたところで出てくる答えはひとつだけだった。
「全力で逃げよう。5限が終わるまで」
そう告げると、みんなはニッと笑ってうなずいてくれた。
「そういや、前にもガチかくれんぼしたからな。あれの応用だと思ったらいいんだろ」
「大志、あれと比べるなよ。鬼の数が違いすぎるだろ」
「でも、やるしかないんだもんね」
「ああ。とにかく、この中のだれかひとりが生き残ればいいんだから」
「じゃあみんな、幸運を祈る!」
「「おう!」」
そうして、俺たちは散り散りになって逃げた。
全校生徒約600人といっても、校舎がバカでかすぎるおかげで、思ったよりも鬼に遭遇しなかった。
なんだかんだでこのまま逃げ切れるのでは、と思っていた矢先――。
「いたぞ!」
角を曲がった直後、反対の角から現れた男子生徒に見つかってしまった。
「待て!」
「みんな、こっちだ!」
俺は急ブレーキをかけると、慌ててもときた道を引き返した。
病気は完治しているとはいえ、長い入院生活のせいで体力には自信がない。
「とりあえず、おれたちが固まっているのはよくない」
「そうだね。まとめて捕まえられたら終了だもんね」
俺たちは神妙な面持ちで見つめ合う。
「七星、どうする?」
「そうだな…」
俺は、あごに手をついて考えた。
しかし、考えたところで出てくる答えはひとつだけだった。
「全力で逃げよう。5限が終わるまで」
そう告げると、みんなはニッと笑ってうなずいてくれた。
「そういや、前にもガチかくれんぼしたからな。あれの応用だと思ったらいいんだろ」
「大志、あれと比べるなよ。鬼の数が違いすぎるだろ」
「でも、やるしかないんだもんね」
「ああ。とにかく、この中のだれかひとりが生き残ればいいんだから」
「じゃあみんな、幸運を祈る!」
「「おう!」」
そうして、俺たちは散り散りになって逃げた。
全校生徒約600人といっても、校舎がバカでかすぎるおかげで、思ったよりも鬼に遭遇しなかった。
なんだかんだでこのまま逃げ切れるのでは、と思っていた矢先――。
「いたぞ!」
角を曲がった直後、反対の角から現れた男子生徒に見つかってしまった。
「待て!」
「みんな、こっちだ!」
俺は急ブレーキをかけると、慌ててもときた道を引き返した。
病気は完治しているとはいえ、長い入院生活のせいで体力には自信がない。