幸せ!
4月、高校2年生になった。
今年から、英語は若くて可愛い、新任の あの先生が教えてくれると思っていた。
実際は違い、出席番号で前半と後半に別れ、出席番号後半は教室を移動し40代女性の先生に教わるんだそう。苗字が和田の私は「ずるい、私もあの先生が良かった」と思った。
適当に過ごして、淡々とすぎる毎日。
先生のこと、なんとも思っていなかった。週に3回英語を教えてくれる、ただの先生。
しかし、授業を受けるうちに、よく笑って、優しくて、分かりやすく教えてくださる先生が、可愛いな、なんか好きだなと思った。
昼休み、図書室に本を借りに行った。たまたま先生が受付をしていた。借りたい本を持っていくと「和田さんね」と言っていただけた。名前を覚えてくだっていたことに私は驚いた。嬉しかった。
定期テスト1日目、先生が監督に来てくださり、ドキドキした。1番前の席の子と話していて、嫉妬した。私も話したかった。自分の席が後ろであったことを恨んだ。
テスト3日目、先生の教科のテストがあった。
テストが終わり廊下に出ると、先生がいた。
「よくできましたか?」と声をかけてくださった。
当たり前によくできた。だって、先生に褒めてもらいたくて1番勉強したから。
先生への気持ちが膨らんでいく。私、先生のこと大好きだな。そう思った。
席替えで1番前の席になった。先生にとても近い席だった。綺麗な横顔、笑顔、真面目な顔、先生の豊かな表情を見つめた。娘の話をされると胸が詰まった。
手を挙げて発言をすると「授業がサクサク進んで嬉しい」と笑ってくれた。その顔が可愛くて、少し高い綺麗な声が好きだった。
先生のこと、もっと深く、全部知りたかった。
文化祭では少しお話できた。先生、3年生の副担任なんだって。知らなかった。
副担、いいな。私、授業以外で関わりがなくて寂しいよ。もっと会いたい。先生と過ごしたい。
授業前にトイレに行くと階段のところでばったり、目が合った。「あ、和田さん!」と言ってくださり嬉しかった。可愛かった。
私と違う学部のクラスに入っていった。
先生、他のクラスでもたくさんの生徒に教えてるんだ。私だけ見ていてほしいのに。
11月。1年に1回の、近所のホールに歩いて行き、劇を見る行事があった。
1年生から3年生まで全員入る、大きなホール。
でも私は左斜め前に座る先生をすぐに見つけた。
1人でいる先生。目で追ってしまった。そばに行きたかった。生徒は席が決められていたから叶わなかったけど。
劇が終わり帰る時、「先生」と呼ぶとこちらに気づき、手を伸ばしてタッチしてくれた。
学校に帰っても会えたから話すと「声をかけてくれて涙が出るほど嬉しかった」と言ってくださった。感性豊かで、素直で、あたたかい先生。
2月、最後の授業。バレンタインだった。キットカットを2つ渡した。裏の小さなスペースに、「先生大好き」って書いた。
「そんなん言われることないから嬉しい!」と喜んでくださった。
「先生、来年もいてますか?」
「んー、それは分からんねんなぁ」
「来年もいてください」
「おれたらいいなぁ」
先生、離任しないで、来年も私に英語を教えてね。卒業まで、私のこと見守ってね。
先生の授業だけはすぐに時間が経った。廊下でたまに会えると心が弾んだ。手を振り返してもらえるとうれしかった。先生の言葉に一喜一憂する毎日が、とても楽しかった。
先生に会いたくて学校に行った。先生の授業ではたくさん手を挙げた。先生の教科はいつも5だった。1年生の時は遅刻ばっかりだったのに2年は皆勤賞だった。
4月、3年生になった。先生は離任したと始業式で告げられた。その事実を知り、ショックを受けた。
先生が別の学校で、私の知らないクラスで授業をしていると思うと、悔しかった。
なんで、最初はなんとも思ってなかったんだろう。もっと早く好きになって、たくさん話しておけばよかった。もっともっと話したかった。
すぐに離任した学校に先生宛にお手紙を出した。
先生の英語の時間が大好きだった。離任してしまって悲しい。でも卒業まで勉強頑張ります。そう書いた。
冷静になり、迷惑だったかなと少し後悔していた。しかし先生は、私にお返事を書き、私の学校に届けてくださった。
「学生時代はみんなが思っているよりも貴重。自由なうちに色んなことに挑戦して、自分の知らない世界に飛び込み、色んな人と出会い、色んな価値観に触れて欲しい。その経験が大人になった時必ず役に立つ」
どの言葉も心に残り、色んなことに挑戦して努力しようと思った。
同時に、なんて素敵な人だろうと思った。
ずっとファイルに入れ、お守りのように持ち歩き大切にしている。一生大切にすると誓った。
先生に会えず寂しかった。夏祭りでは人混みに先生がいないかと探した。文化祭では来てくれていないかと気になった。今頃どうしているんだろうと毎日考えた。つい友達に先生の話ばかりしてしまった。先生の夢が見たかった。夢で会えたら、何を話そうかと考えた。受験が辛かった。長いようで、短かった。
そんな3年生を乗り越え、卒業を迎えた。
先生と私の学校は卒業式が同じ日だった。
卒業式の日の朝、先生のいる学校に会いに行った。そこにいた先生に聞くと、「まだ来ない。会いたいなら後日先生に電話して、制服で来なさい」との事。渡しておこうかと言っていただけたが、どうしても会いたくて断った。
会えなかった。会えないのは予想外で、泣きそうだった。先生に渡そうと持ってきていたプレゼントをカゴに入れて、自転車で自分の学校の卒業式に向かった。
後日震える声で勇気をだして電話をし、出た方に事情を説明し「先生はいらっしゃいますか」と尋ねると先生に代わってもらえた。
会える日と時間を聞き、最後に「卒業おめでとう。」と言って頂けた。心がこもったような言い方で嬉しかった。そしてなにより久しぶりに声が聞けて嬉しかった。
3月9日、14時。「事務室から呼んでくれたら行くようにするね」と電話で言ってくれていたのに、
学校の前で待っていてくださった。会えたのが嬉しくて先生!と走っていったら手を広げてハグしてくれて嬉しかった。
髪が短くて、綺麗な茶色で、流した前髪が、とても可愛かった。
部活でショートカットだった私は引退してから髪を伸ばしたのでツインテールで行った。
「髪伸びたね、ショートカットのイメージがある」と言ってくれた。
用意していたお花とクッキー缶を渡した。目の前でクッキー缶を開けてくれた。
「可愛い!thank youって書いてあるし。今夜食べるの楽しみ、娘と食べるね。この箱も使えそう」とすごく喜んでくれた。
ピンクと赤の小さな花束も「わざわざ買ってきてくれたの?!」と喜んでくれた。
お花飾ってね。空き箱使ってね。見る度に、私のことを思い出してね。
薬指の結婚指輪がキラキラ輝いていて素敵だった。でもなんだか悔しかった。
金の縁の腕時計も素敵だった。私も大人になったら真似したい。
連絡先を聞いて頂けて電話番号を交換した。
「電話くれた時聞いたら良かった〜って思っててん!」
「留学行く時とか電話してほしい。出れなくても電話来てたらかけ直すからいつでもしてね」
先生から言ってくださって嬉しかった。
「留学帰ったらお土産持っていきます」と言うと「そんなぁ〜、土産話をきかせてよ」って。優しいなぁ。
またお茶に行こうと言ってくれた。
私なんかが行っていいのかな。
先生、私の学校に12年もいたんだって。
「最後にこんな嬉しいことが」って喜んでくれた。
私、もう少し早く産まれてれば3年間一緒にいられたのに。私が大学生になって教育実習に行けば、また会えたのに。
ずっといて欲しかったな、悔しい。
私の話をたくさん聞いてくれた。たくさん笑ってくれた。目尻に皺がよるその懐かしい笑顔が、やっぱり大好きだった。
私の色んなことを応援してくれて、先生からもアドバイスなど色々話してくれた。
「早く行動しないと、大学とお家を往復してるうちに4年間はすぐに過ぎる」
やっぱり先生の言葉は心に残る。1日1日を大切に頑張ろうと思った。
最後にお菓子屋さんのクッキーをくれた。嬉しくて食べられない。
「こんなに貰っといてあれやけど…」って言われたけど、私、最高に嬉しかったよ。
私のために買いに行って、持ってきてくれたのかな。ありがとう。
先生の車を停めてる場所まで一緒に歩いた。
もっとゆっくり歩きたかった。
一生着きたくなかった。
もっともっと遠かったら良かったのに。
あの時間がずっと続いてほしかった。
最後、「会いに来てくれて嬉しかったよ」とタッチしてくれた。
少し乾燥してるあの手が好き。
でも、バイバイが悲しく、「私も会えて嬉しかったです」が言えなかった。後悔が残る。
あっという間に時間が過ぎてしまった。終わっちゃったな。もう当分会えないな。
昨日や一昨日まで「もうすぐ会える、楽しみ!」って思ってたのに。
帰り道、先生に出会えて私は恵まれていると心から感じた。
私も早く大人になって、教員になりたい。お酒も飲めるようになって、色んな経験から精神的にも強くなって、そうすれば、少しは先生に近づけるかな?
純粋に喜んでくれて、優しくて綺麗で、笑った顔が可愛くて、真面目で、だけど親しみやすくて、あたたかくて、優しくて、よく笑う素敵な先生が大好き。先生みたいになりたい。
新しい場所でも頑張ります。先生も、春から新学期。たくさん生徒の名前や顔を覚えないといけないね。頑張ってね。元気で、ずっと幸せでいてね。先生の幸せを1番願ってます。
1年間だけだったけど、先生の生徒になれて幸せでした。忘れられない1年間。
そして、夢のようで、幸せな、再会できた30分間。戻りたい 会いたい。辛くなった時、何度でもこの日を思い返します。優しい先生が頭に浮かんで、思い出して、すがりたくなってしまうかも。
先生も、たまに私を思い出してね。
2年間の片思い。約20歳差、同性、先生と生徒。みんなと違った、珍しくて特別な恋。
恋の中に憧れもある、初めての気持ち。
とてもいい経験になりました。
これから、恋をする度先生のこと思い出すと思います。
もっと違う出会い方をしたかった。そう思うけれど、この出会い方じゃなかったら、こんなに好きになっていないかも。
もし私が男で、先生と同級生で、付き合えたら、喧嘩したり、嫌な部分が見えたり、別れたりしていたのかな。
先生に恋をしたことは、辛い、切ない、苦しい、といった後ろ向きな感情は一切なくて、ただ幸せで、本当に毎日が楽しかった。先生のおかげで心が満たされていた。先生を好きになれてよかった。
先生、出会ってくれてありがとう。私に幸せをくれてありがとう。先生に恋したこと、先生の色んな顔が見れたこと、一生忘れません。伝えられないけど、本当に大好きです。少し離れた場所から、陰ながら先生のこと応援しています。
今年から、英語は若くて可愛い、新任の あの先生が教えてくれると思っていた。
実際は違い、出席番号で前半と後半に別れ、出席番号後半は教室を移動し40代女性の先生に教わるんだそう。苗字が和田の私は「ずるい、私もあの先生が良かった」と思った。
適当に過ごして、淡々とすぎる毎日。
先生のこと、なんとも思っていなかった。週に3回英語を教えてくれる、ただの先生。
しかし、授業を受けるうちに、よく笑って、優しくて、分かりやすく教えてくださる先生が、可愛いな、なんか好きだなと思った。
昼休み、図書室に本を借りに行った。たまたま先生が受付をしていた。借りたい本を持っていくと「和田さんね」と言っていただけた。名前を覚えてくだっていたことに私は驚いた。嬉しかった。
定期テスト1日目、先生が監督に来てくださり、ドキドキした。1番前の席の子と話していて、嫉妬した。私も話したかった。自分の席が後ろであったことを恨んだ。
テスト3日目、先生の教科のテストがあった。
テストが終わり廊下に出ると、先生がいた。
「よくできましたか?」と声をかけてくださった。
当たり前によくできた。だって、先生に褒めてもらいたくて1番勉強したから。
先生への気持ちが膨らんでいく。私、先生のこと大好きだな。そう思った。
席替えで1番前の席になった。先生にとても近い席だった。綺麗な横顔、笑顔、真面目な顔、先生の豊かな表情を見つめた。娘の話をされると胸が詰まった。
手を挙げて発言をすると「授業がサクサク進んで嬉しい」と笑ってくれた。その顔が可愛くて、少し高い綺麗な声が好きだった。
先生のこと、もっと深く、全部知りたかった。
文化祭では少しお話できた。先生、3年生の副担任なんだって。知らなかった。
副担、いいな。私、授業以外で関わりがなくて寂しいよ。もっと会いたい。先生と過ごしたい。
授業前にトイレに行くと階段のところでばったり、目が合った。「あ、和田さん!」と言ってくださり嬉しかった。可愛かった。
私と違う学部のクラスに入っていった。
先生、他のクラスでもたくさんの生徒に教えてるんだ。私だけ見ていてほしいのに。
11月。1年に1回の、近所のホールに歩いて行き、劇を見る行事があった。
1年生から3年生まで全員入る、大きなホール。
でも私は左斜め前に座る先生をすぐに見つけた。
1人でいる先生。目で追ってしまった。そばに行きたかった。生徒は席が決められていたから叶わなかったけど。
劇が終わり帰る時、「先生」と呼ぶとこちらに気づき、手を伸ばしてタッチしてくれた。
学校に帰っても会えたから話すと「声をかけてくれて涙が出るほど嬉しかった」と言ってくださった。感性豊かで、素直で、あたたかい先生。
2月、最後の授業。バレンタインだった。キットカットを2つ渡した。裏の小さなスペースに、「先生大好き」って書いた。
「そんなん言われることないから嬉しい!」と喜んでくださった。
「先生、来年もいてますか?」
「んー、それは分からんねんなぁ」
「来年もいてください」
「おれたらいいなぁ」
先生、離任しないで、来年も私に英語を教えてね。卒業まで、私のこと見守ってね。
先生の授業だけはすぐに時間が経った。廊下でたまに会えると心が弾んだ。手を振り返してもらえるとうれしかった。先生の言葉に一喜一憂する毎日が、とても楽しかった。
先生に会いたくて学校に行った。先生の授業ではたくさん手を挙げた。先生の教科はいつも5だった。1年生の時は遅刻ばっかりだったのに2年は皆勤賞だった。
4月、3年生になった。先生は離任したと始業式で告げられた。その事実を知り、ショックを受けた。
先生が別の学校で、私の知らないクラスで授業をしていると思うと、悔しかった。
なんで、最初はなんとも思ってなかったんだろう。もっと早く好きになって、たくさん話しておけばよかった。もっともっと話したかった。
すぐに離任した学校に先生宛にお手紙を出した。
先生の英語の時間が大好きだった。離任してしまって悲しい。でも卒業まで勉強頑張ります。そう書いた。
冷静になり、迷惑だったかなと少し後悔していた。しかし先生は、私にお返事を書き、私の学校に届けてくださった。
「学生時代はみんなが思っているよりも貴重。自由なうちに色んなことに挑戦して、自分の知らない世界に飛び込み、色んな人と出会い、色んな価値観に触れて欲しい。その経験が大人になった時必ず役に立つ」
どの言葉も心に残り、色んなことに挑戦して努力しようと思った。
同時に、なんて素敵な人だろうと思った。
ずっとファイルに入れ、お守りのように持ち歩き大切にしている。一生大切にすると誓った。
先生に会えず寂しかった。夏祭りでは人混みに先生がいないかと探した。文化祭では来てくれていないかと気になった。今頃どうしているんだろうと毎日考えた。つい友達に先生の話ばかりしてしまった。先生の夢が見たかった。夢で会えたら、何を話そうかと考えた。受験が辛かった。長いようで、短かった。
そんな3年生を乗り越え、卒業を迎えた。
先生と私の学校は卒業式が同じ日だった。
卒業式の日の朝、先生のいる学校に会いに行った。そこにいた先生に聞くと、「まだ来ない。会いたいなら後日先生に電話して、制服で来なさい」との事。渡しておこうかと言っていただけたが、どうしても会いたくて断った。
会えなかった。会えないのは予想外で、泣きそうだった。先生に渡そうと持ってきていたプレゼントをカゴに入れて、自転車で自分の学校の卒業式に向かった。
後日震える声で勇気をだして電話をし、出た方に事情を説明し「先生はいらっしゃいますか」と尋ねると先生に代わってもらえた。
会える日と時間を聞き、最後に「卒業おめでとう。」と言って頂けた。心がこもったような言い方で嬉しかった。そしてなにより久しぶりに声が聞けて嬉しかった。
3月9日、14時。「事務室から呼んでくれたら行くようにするね」と電話で言ってくれていたのに、
学校の前で待っていてくださった。会えたのが嬉しくて先生!と走っていったら手を広げてハグしてくれて嬉しかった。
髪が短くて、綺麗な茶色で、流した前髪が、とても可愛かった。
部活でショートカットだった私は引退してから髪を伸ばしたのでツインテールで行った。
「髪伸びたね、ショートカットのイメージがある」と言ってくれた。
用意していたお花とクッキー缶を渡した。目の前でクッキー缶を開けてくれた。
「可愛い!thank youって書いてあるし。今夜食べるの楽しみ、娘と食べるね。この箱も使えそう」とすごく喜んでくれた。
ピンクと赤の小さな花束も「わざわざ買ってきてくれたの?!」と喜んでくれた。
お花飾ってね。空き箱使ってね。見る度に、私のことを思い出してね。
薬指の結婚指輪がキラキラ輝いていて素敵だった。でもなんだか悔しかった。
金の縁の腕時計も素敵だった。私も大人になったら真似したい。
連絡先を聞いて頂けて電話番号を交換した。
「電話くれた時聞いたら良かった〜って思っててん!」
「留学行く時とか電話してほしい。出れなくても電話来てたらかけ直すからいつでもしてね」
先生から言ってくださって嬉しかった。
「留学帰ったらお土産持っていきます」と言うと「そんなぁ〜、土産話をきかせてよ」って。優しいなぁ。
またお茶に行こうと言ってくれた。
私なんかが行っていいのかな。
先生、私の学校に12年もいたんだって。
「最後にこんな嬉しいことが」って喜んでくれた。
私、もう少し早く産まれてれば3年間一緒にいられたのに。私が大学生になって教育実習に行けば、また会えたのに。
ずっといて欲しかったな、悔しい。
私の話をたくさん聞いてくれた。たくさん笑ってくれた。目尻に皺がよるその懐かしい笑顔が、やっぱり大好きだった。
私の色んなことを応援してくれて、先生からもアドバイスなど色々話してくれた。
「早く行動しないと、大学とお家を往復してるうちに4年間はすぐに過ぎる」
やっぱり先生の言葉は心に残る。1日1日を大切に頑張ろうと思った。
最後にお菓子屋さんのクッキーをくれた。嬉しくて食べられない。
「こんなに貰っといてあれやけど…」って言われたけど、私、最高に嬉しかったよ。
私のために買いに行って、持ってきてくれたのかな。ありがとう。
先生の車を停めてる場所まで一緒に歩いた。
もっとゆっくり歩きたかった。
一生着きたくなかった。
もっともっと遠かったら良かったのに。
あの時間がずっと続いてほしかった。
最後、「会いに来てくれて嬉しかったよ」とタッチしてくれた。
少し乾燥してるあの手が好き。
でも、バイバイが悲しく、「私も会えて嬉しかったです」が言えなかった。後悔が残る。
あっという間に時間が過ぎてしまった。終わっちゃったな。もう当分会えないな。
昨日や一昨日まで「もうすぐ会える、楽しみ!」って思ってたのに。
帰り道、先生に出会えて私は恵まれていると心から感じた。
私も早く大人になって、教員になりたい。お酒も飲めるようになって、色んな経験から精神的にも強くなって、そうすれば、少しは先生に近づけるかな?
純粋に喜んでくれて、優しくて綺麗で、笑った顔が可愛くて、真面目で、だけど親しみやすくて、あたたかくて、優しくて、よく笑う素敵な先生が大好き。先生みたいになりたい。
新しい場所でも頑張ります。先生も、春から新学期。たくさん生徒の名前や顔を覚えないといけないね。頑張ってね。元気で、ずっと幸せでいてね。先生の幸せを1番願ってます。
1年間だけだったけど、先生の生徒になれて幸せでした。忘れられない1年間。
そして、夢のようで、幸せな、再会できた30分間。戻りたい 会いたい。辛くなった時、何度でもこの日を思い返します。優しい先生が頭に浮かんで、思い出して、すがりたくなってしまうかも。
先生も、たまに私を思い出してね。
2年間の片思い。約20歳差、同性、先生と生徒。みんなと違った、珍しくて特別な恋。
恋の中に憧れもある、初めての気持ち。
とてもいい経験になりました。
これから、恋をする度先生のこと思い出すと思います。
もっと違う出会い方をしたかった。そう思うけれど、この出会い方じゃなかったら、こんなに好きになっていないかも。
もし私が男で、先生と同級生で、付き合えたら、喧嘩したり、嫌な部分が見えたり、別れたりしていたのかな。
先生に恋をしたことは、辛い、切ない、苦しい、といった後ろ向きな感情は一切なくて、ただ幸せで、本当に毎日が楽しかった。先生のおかげで心が満たされていた。先生を好きになれてよかった。
先生、出会ってくれてありがとう。私に幸せをくれてありがとう。先生に恋したこと、先生の色んな顔が見れたこと、一生忘れません。伝えられないけど、本当に大好きです。少し離れた場所から、陰ながら先生のこと応援しています。