恋バナカフェの放課後
この気持ちの名前
【美奈】
ついに体育祭も最後の競技であるクラス対抗リレーになった。私はクラス対抗リレーで一番最初に走る。1番最初なんて本当に緊張する。
別のクラスでライバルの妃奈たちのクラスにはサッカー部のエースである中野。バスケ部で1番足が早いかもしれない渋谷。学年の女子の中でも有数の速さの莉奈がいる。
まぁ、私たちのクラスのアンカーはソフトボール部のエース、千代田だから大丈夫だと思うけど。
On your marks set
カーン!
ついに始まった。スタートダッシュは切れた気がする。前から2番目ぐらいだ。いい調子。
いいペースのまま私はバトンを渡そうとする。が、バトンを落としてしまった。やばい、、、
「ごめん!落としちゃって!」
「いいよー。荒川は気にしないで。」
クラスメイトの男子に励まされたが結構ダメージだ。バトンを落としたことにより現在の順位は6クラス中5位。
どうしよう。私のせいで、みんなを1位にできない。
そう思っている間にも1位との差は開いていく。
本当にごめんなさい。
「荒川」
聞こえた声にびっくりして顔を上げると、そこには千代田がいた。
「安心して。俺が1位取るから。」
そう言う千代田の顔は真っ直ぐで真剣だった。
「ごめんね。」
「バトンを落とすことなんて誰も悪くないだろ。っていうか」
「1位なれないと思ってんの?俺の足の速さなめすぎじゃない?」
そう言って千代田は私にデコピンをした。
「俺は、最下位から1位になれる実力持ってるよ。」
千代田は笑顔でそう言った。
私を励ますためではあるかもしれないけど千代田は1位になれる足の速さを持っている。それに他の皆も。私のせいで1位を取れないと思っているのは他の皆の挽回を信用していないことになる。わたしはこのまま皆を信じて応援しよう。
「アンカー来たよ!」
その言葉に私は希望を持った。
千代田は一瞬私の方を見て笑顔で笑った。
そのまま走っていく。
千代田は本当に速くて千代田に渡された時には5位だったけど今は2位に来ている。
「千代田このままだと1位取っちゃうかもね。」
誰かが言ったその言葉は実現すると思った。だって前に1人しかいないもん!
あと少し。さすがの千代田も少し疲れているよう見えた。
千代田が私に勇気を与えてくれたように私も千代田に!
「頑張れー!!!!!」
私はありったけの思いでそう叫んだ
「頑張れー!!」
「千代田いけー!!」
「負けるなー!!!」
私が叫んだ後に皆も続いて叫んだ。
千代田は応援に応えるように速度を上げて走り始めた。
絶対に負けない。
千代田の真剣な表情はそう言っているように見えた。
あと5mのところで千代田は1位に躍り出た。
あと少し!お願い!頑張れ!千代田!
その時千代田が一瞬私の方を見た。私はゴールテープの近くにいるからゴールテープを見ているのかと思ったけど明らかに私を見ている。
どうしたんだろう。
千代田はそのままゴールをした。
「やったー!1位だー!!」
皆がそう叫んで私はやっと1位を取ったという事実に気がついた。
「美奈!良かったね!!」
「最後の千代田かっこよかったねー!!」
友人たちがそう言って私に抱きついてくる。
ただ、千代田がかっこいいということに対しては少し不満だ。確かに千代田はかっこいいけどそれを誰かが言っているということはなんか嫌だ。
「荒川!」
そう言って千代田がやって来た。
「やった!1位取れたよ!!」
そう言っていきなりハイタッチをした。
いきなりそんな触れてくるなんてびっくりするな...
「な!言っただろ!俺は絶対に1位とる人間なんだよ!」
そう言って千代田は笑った。
言われた時は冗談かと思ったけどあの千代田の走りを見ると本当に1位をとる人間だと錯覚しそうだった。
「でも、本当に1位を取れたのは荒川の応援のおかげだよ。ありがとな。」
「全然。それに、なんか変にプレッシャーかけてたらごめんね。」
「プレッシャーなんてかけられてない。俺はバトンを落として自分を追い詰めている荒川を元気に笑顔にしたかっただけだよ。」
千代田は平然とそう語る。
「将生ー!!」
「あ、悪りい!またな!」
そう言って千代田は呼ばれた方に走っていく。
走り去る千代田をしっかり見てこっちが見えなくなったことを確認して、私は落ち着く。
めちゃくちゃやばいんだけどー!!
なんかさっき千代田と話してる時めちゃくちゃにドキドキしてて話すのが限界であと1キルされてたら多分爆発してたー!!
絶対千代田呼ばれてなかったらもう1キルしてきそうだったもんー!!
そんな、
「荒川を元気に笑顔にしたかっただけだよ。」
って平然と話さないでー!!そのイケメンの顔と台詞死ぬからー!!普通に大きな1キルを与えられたよー!!
っていうか私って千代田のこと好きなのかな?
よく妃奈と佳奈は好きな人の笑顔とかで1キルされるって話をしてるし、
よく考えたらあと1キルされてたら死にそうなんてただの友達に対して思わないよね。
ふと、千代田の方を見ると女子に囲まれている。囲んでいる女子たちに対して胸がチクチクする。千代田を見るだけで他の人とは全然違う。
私、千代田に恋しちゃった...
ついに体育祭も最後の競技であるクラス対抗リレーになった。私はクラス対抗リレーで一番最初に走る。1番最初なんて本当に緊張する。
別のクラスでライバルの妃奈たちのクラスにはサッカー部のエースである中野。バスケ部で1番足が早いかもしれない渋谷。学年の女子の中でも有数の速さの莉奈がいる。
まぁ、私たちのクラスのアンカーはソフトボール部のエース、千代田だから大丈夫だと思うけど。
On your marks set
カーン!
ついに始まった。スタートダッシュは切れた気がする。前から2番目ぐらいだ。いい調子。
いいペースのまま私はバトンを渡そうとする。が、バトンを落としてしまった。やばい、、、
「ごめん!落としちゃって!」
「いいよー。荒川は気にしないで。」
クラスメイトの男子に励まされたが結構ダメージだ。バトンを落としたことにより現在の順位は6クラス中5位。
どうしよう。私のせいで、みんなを1位にできない。
そう思っている間にも1位との差は開いていく。
本当にごめんなさい。
「荒川」
聞こえた声にびっくりして顔を上げると、そこには千代田がいた。
「安心して。俺が1位取るから。」
そう言う千代田の顔は真っ直ぐで真剣だった。
「ごめんね。」
「バトンを落とすことなんて誰も悪くないだろ。っていうか」
「1位なれないと思ってんの?俺の足の速さなめすぎじゃない?」
そう言って千代田は私にデコピンをした。
「俺は、最下位から1位になれる実力持ってるよ。」
千代田は笑顔でそう言った。
私を励ますためではあるかもしれないけど千代田は1位になれる足の速さを持っている。それに他の皆も。私のせいで1位を取れないと思っているのは他の皆の挽回を信用していないことになる。わたしはこのまま皆を信じて応援しよう。
「アンカー来たよ!」
その言葉に私は希望を持った。
千代田は一瞬私の方を見て笑顔で笑った。
そのまま走っていく。
千代田は本当に速くて千代田に渡された時には5位だったけど今は2位に来ている。
「千代田このままだと1位取っちゃうかもね。」
誰かが言ったその言葉は実現すると思った。だって前に1人しかいないもん!
あと少し。さすがの千代田も少し疲れているよう見えた。
千代田が私に勇気を与えてくれたように私も千代田に!
「頑張れー!!!!!」
私はありったけの思いでそう叫んだ
「頑張れー!!」
「千代田いけー!!」
「負けるなー!!!」
私が叫んだ後に皆も続いて叫んだ。
千代田は応援に応えるように速度を上げて走り始めた。
絶対に負けない。
千代田の真剣な表情はそう言っているように見えた。
あと5mのところで千代田は1位に躍り出た。
あと少し!お願い!頑張れ!千代田!
その時千代田が一瞬私の方を見た。私はゴールテープの近くにいるからゴールテープを見ているのかと思ったけど明らかに私を見ている。
どうしたんだろう。
千代田はそのままゴールをした。
「やったー!1位だー!!」
皆がそう叫んで私はやっと1位を取ったという事実に気がついた。
「美奈!良かったね!!」
「最後の千代田かっこよかったねー!!」
友人たちがそう言って私に抱きついてくる。
ただ、千代田がかっこいいということに対しては少し不満だ。確かに千代田はかっこいいけどそれを誰かが言っているということはなんか嫌だ。
「荒川!」
そう言って千代田がやって来た。
「やった!1位取れたよ!!」
そう言っていきなりハイタッチをした。
いきなりそんな触れてくるなんてびっくりするな...
「な!言っただろ!俺は絶対に1位とる人間なんだよ!」
そう言って千代田は笑った。
言われた時は冗談かと思ったけどあの千代田の走りを見ると本当に1位をとる人間だと錯覚しそうだった。
「でも、本当に1位を取れたのは荒川の応援のおかげだよ。ありがとな。」
「全然。それに、なんか変にプレッシャーかけてたらごめんね。」
「プレッシャーなんてかけられてない。俺はバトンを落として自分を追い詰めている荒川を元気に笑顔にしたかっただけだよ。」
千代田は平然とそう語る。
「将生ー!!」
「あ、悪りい!またな!」
そう言って千代田は呼ばれた方に走っていく。
走り去る千代田をしっかり見てこっちが見えなくなったことを確認して、私は落ち着く。
めちゃくちゃやばいんだけどー!!
なんかさっき千代田と話してる時めちゃくちゃにドキドキしてて話すのが限界であと1キルされてたら多分爆発してたー!!
絶対千代田呼ばれてなかったらもう1キルしてきそうだったもんー!!
そんな、
「荒川を元気に笑顔にしたかっただけだよ。」
って平然と話さないでー!!そのイケメンの顔と台詞死ぬからー!!普通に大きな1キルを与えられたよー!!
っていうか私って千代田のこと好きなのかな?
よく妃奈と佳奈は好きな人の笑顔とかで1キルされるって話をしてるし、
よく考えたらあと1キルされてたら死にそうなんてただの友達に対して思わないよね。
ふと、千代田の方を見ると女子に囲まれている。囲んでいる女子たちに対して胸がチクチクする。千代田を見るだけで他の人とは全然違う。
私、千代田に恋しちゃった...