クールな年下男子と、甘い恋を。
03:おまじないを君に
一週間が経った水曜日の夕方、午後五時半過ぎ。
カランカラン。
『深森食堂』の扉につけられたドアベルが鳴った。
「いらっしゃいませ」
『深森食堂』と書かれた従業員用の赤いエプロンをつけ、テーブルを拭いていた私は顔を上げた。
来客を確認して、そのまま固まる。
店に入ってきたのは漣里くんだった。
「あ!」
私は目と口を丸くした。
「あ、って何。来たらまずかった?」
英語のロゴが入った黒のシャツ。
ジーパンというラフなスタイルの漣里くんは、睨むように私を見た。
眼力があるから睨んでるように見えるだけで、本当は怒ってない、はず。
「ううん、ううん、全然! いまちょうどお客さんが少なくて暇だし、漣里くんが来ないかなって思ってたから、びっくりした! 凄いタイミング! テレパシーが通じたのかも!」
両手を合わせて笑う私を、漣里くんは無言で見た。
どうやら呆れられてるみたいだ。
年下の男の子に。これはちょっと恥ずかしい。
カランカラン。
『深森食堂』の扉につけられたドアベルが鳴った。
「いらっしゃいませ」
『深森食堂』と書かれた従業員用の赤いエプロンをつけ、テーブルを拭いていた私は顔を上げた。
来客を確認して、そのまま固まる。
店に入ってきたのは漣里くんだった。
「あ!」
私は目と口を丸くした。
「あ、って何。来たらまずかった?」
英語のロゴが入った黒のシャツ。
ジーパンというラフなスタイルの漣里くんは、睨むように私を見た。
眼力があるから睨んでるように見えるだけで、本当は怒ってない、はず。
「ううん、ううん、全然! いまちょうどお客さんが少なくて暇だし、漣里くんが来ないかなって思ってたから、びっくりした! 凄いタイミング! テレパシーが通じたのかも!」
両手を合わせて笑う私を、漣里くんは無言で見た。
どうやら呆れられてるみたいだ。
年下の男の子に。これはちょっと恥ずかしい。