桐生家の四兄弟と私〜義兄弟に囲まれてます〜
第10話 同じ食卓、違う温度
バルコニーから廊下に戻ると、ちょうど颯太が立っていた。
「あ、姉ちゃん。夜ご飯だってさ」
「え?」
思わず目を瞬く。
そういえば、バルコニーで寝ていたんだよね。
……もう夜ご飯?
「颯太、帰ってきてたんだ」
「……とっくに」
そう言って、颯太は先に階段の方へ歩き出す。
私もその後ろについて、三階から階段を下りた。
途中で、颯太がふと思い出したように口を開く。
「なんか今日さ」
「ん?」
「後ろから輪ゴムで撃たれたんだよね。首に当たって、ちょっと痛かった」
「……え」
足が止まりそうになる。
……それ、絶対芽衣ちゃんだ。
昼間のことを思い出して、内心で冷や汗が流れる。
でも、もちろん言えるわけがない。
颯太がじっと私を見る。
「……姉ちゃん、なんか怪しくない?」
その疑いの眼差しに、視線を逸らすと、
足早に階段を下りた。
「ほらっ、早くご飯食べよ!」
「あ、待ってよ!」
「あ、姉ちゃん。夜ご飯だってさ」
「え?」
思わず目を瞬く。
そういえば、バルコニーで寝ていたんだよね。
……もう夜ご飯?
「颯太、帰ってきてたんだ」
「……とっくに」
そう言って、颯太は先に階段の方へ歩き出す。
私もその後ろについて、三階から階段を下りた。
途中で、颯太がふと思い出したように口を開く。
「なんか今日さ」
「ん?」
「後ろから輪ゴムで撃たれたんだよね。首に当たって、ちょっと痛かった」
「……え」
足が止まりそうになる。
……それ、絶対芽衣ちゃんだ。
昼間のことを思い出して、内心で冷や汗が流れる。
でも、もちろん言えるわけがない。
颯太がじっと私を見る。
「……姉ちゃん、なんか怪しくない?」
その疑いの眼差しに、視線を逸らすと、
足早に階段を下りた。
「ほらっ、早くご飯食べよ!」
「あ、待ってよ!」